橋本病は難病である?|甲状腺と病気の正しい情報ならチーム甲状腺

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橋本病は難病である?
いいえ、難病には当たりません

「難病」とは、原因や治療法が分かっていないなどの理由で根本的な治療が難しく、経済的・身体的・肉体的負担がとても大きい、慢性的な疾患のことです。橋本病の原因は分かっていませんが、甲状腺ホルモンの不足がなければからだに影響はありませんし、甲状腺機能低下症になっても、甲状腺ホルモンを飲んでホルモンが基準値内になっていれば問題ありません。また、その状態にすることは難しくありません(橋本病の項参照)。
難病と誤解される原因として考えられるのは、次の通りです。
(1)まだ橋本病が珍しい病気だと思われていた昭和48−50年、厚生省の研究対象疾患になっていた。
(2)それを機に多くの自治体で橋本病患者さんに医療補助を始めた。その後ほとんどの都道府県では取り消されたが、いまでも4県(また一部の市町村)では補助が続いている。

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